双子との外出ができない…を卒業!月齢別おでかけ練習ステップ

 「双子と一緒に外出したいけど、カフェやスーパーに双子ベビーカーが入れるのか不安…」
そんな気持ちから家に引きこもりがちになる方も多いのではないでしょうか。私自身も双子を連れて外に出るのは本当にハードルが高く、家から出られない時期もありました。それでも少しずつ練習してみることで「今日はここまで行けた」と外出のハードルを下げられるようになります。

この記事では、私が実際に試した双子とのお出かけステップの方法をご紹介します。

外出が「できない」と感じるのは当たり前

 「双子と一緒に外出したいけれど、準備が大変で出る前からくじけそう…」
そんなふうに感じるのは、あなただけではありません。
 双子育児では、一人あたりの世話に加えて“二人分の荷物・抱っこ・タイミング調整”が必要。
私自身も、玄関まで出ては引き返した日が何度もありました。
 でも大丈夫。最初から完璧に出かける必要はなく、「今日は玄関まで」「次は家の前まで」と、
少しずつ慣れていけば、外出のハードルは確実に下がっていきます。

なぜ「双子の外出」はこんなに大変なの?

「双子の場合、荷物・タイミング・安全確認が2倍。
“外出できない”と感じるのは当然です。特に月齢が低いうちは、
『どちらを先に抱っこするか』『泣いたときの対応』など、ひとつひとつが重なり外出のハードルになります。」

まずは「外出できない自分」を責めないことから

「“他のママは出かけているのに…”と思う必要はありません。
双子育児では『今日は玄関まで出られた』という小さな一歩が大きな前進です。
外出を“練習”として考えると、少し気持ちが楽になります。」

双子と外出する前に知っておきたい準備と心構え

 双子との外出をスムーズにするには、“心の準備”と“ちょっとした工夫”が欠かせません。
おむつ・ミルク・抱っこ紐などの持ち物リストも大切ですが、
それ以上に「完璧を求めない」「思い通りにいかなくてもOK」と自分に言い聞かせることが重要です。
出発前に想定しておくことで、焦らず行動できる場面も増えます。
ここでは、私が実際に外出前に意識しておいてよかったポイントをご紹介します。

我が家は産まれてから3歳目前までメゾネット(玄関が1階、2階が居室)タイプで生活していて、出かけるまでに双子を階段下に往復でおろすのが大変でした。先にベビーカーを玄関前に準備するか、など月齢によっても動きが変わってきて、本当に出かけるまでにかなり重たい腰を上げてお出かけに挑戦しました。

 帰ってきたときも、先に双子を上まで往復で上げて、ベビーカーをたたむので多いと3往復です。

1.まずは持ち物リストを“必要最低限”に

「おむつ・ミルク・着替え・タオル・抱っこ紐。この5つを基本セットに。
“あれもこれも”と詰め込むより、短時間外出を想定して準備すると身軽に動けます。」

お出かけスタイルを決める

・双子ベビーカー→我が家はこのスタイル

・一人ベビーカー&一人抱っこ紐

 →上に兄弟がいる場合は、買いそろえなくても1個ずつそろっているのでこのパターンでも小回りが利きます

・双子用抱っこ紐→赤ちゃんの体重増加によっては、短い期間の活躍かもしれません。

2.天候や行き先を事前にチェック

「双子と外出する日は、天気と目的地の“混雑・通路の広さ”を確認しておくと安心。
ベビーカーが入れるお店や、授乳室の有無を事前に把握しておくのがコツです。」

3.“うまくいかない日”もある前提で

「出かけたけど1人が泣いて引き返す…そんな日もあります。
でも、それも立派な練習。少しずつ“外出できる日”が増えていくので焦らずに。」

ワンオペ外出が大変な理由と、少し楽になるコツ

 「パパが仕事の日、ひとりで双子を連れて外出なんて無理…」
多くのママがそう感じています。
実際、双子のワンオペ外出は“荷物が多い・動けるタイミングが限られる・安全確認が大変”と
一人育児の何倍ものエネルギーが必要です。
 でも、いくつかのコツを知っておくだけで、「ちょっと外に出てみようかな」と思える瞬間が増えます。
ここでは、私が実際に試してみて「これがあると少し楽になった!」と感じた工夫をご紹介します。

1.ワンオペ外出で大変なことくいかない日”もある前提で

「階段の上り下り、荷物の多さ、片方が泣いたときの対応…。
“1人で双子を外出させる”のは、想像以上の負担です。」

以下はほんの一例です。
少しずつ距離を伸ばしてお出かけするイメージを広げていってください。

生後1か月~1歳

・ミルクをあげる場所はあるか

・赤ちゃんが泣いたらどうするか

・雨が降ったらどうするか

・玄関が1階で一人ずつ階段を往復

・ミルクの時間を逆算して出発する

通院などで外出する場合は、待たされることも見越して大目にミルクや着替え・おむつなどをもっていってくださいね。

 我が家は1カ月の健診以外で病院へ一人連れていくことがありました(もう一人はパパとお留守番)

その際、病院が思っているよりも空調が効いており、長時間の待ち時間で寒い思いをしました。コニーの抱っこ紐を

娘に巻き付けていましたが、横にいたママさんが、使っていないタオルを使っていなくてもういらないものなのでと渡してくださり、世間のあったかさを感じることができました。夏でも、空調が効きすぎていると大人はなれますが、小さな子となると体温調整がまだまだ未熟なので、おくるみやタオルなどがあれば安心ですね。

2.少しでも楽になるための工夫

「エレベーターのある施設を選ぶ、事前にベビーカーで行けるルートを確認、
片方を抱っこ・片方をベビーカーに乗せる“ハイブリッド外出”もおすすめです。」

できれば出産前に確認しておけば、ここは通る、通らないがわかれば、赤ちゃん2人連れてパニックになるよりも安心です。

私は36週4日で破水しての緊急帝王切開だったので、産休入ったあたりでもお腹大きくて苦しいですが、近隣を調査しておくと安心ですね

【双子出産体験談】36週4日で破水→緊急帝王切開|入院〜退院までの記録

3.ワンオペ外出を成功させる「時間帯のコツ」

「午前中のご機嫌な時間に短時間外出することで、負担を大幅に減らせます。」

 我が家はお昼寝の時間帯やミルクをあげた直後に出かけるようにしていましたよ


月齢別おでかけステップ

 双子との外出は、月齢によって「できること」「難しいこと」が大きく変わります。
生後すぐは短時間の散歩から、首がすわってくるとスーパーや買い物も可能に。
焦らず、赤ちゃんの成長とママの余裕に合わせてステップアップしていくことがポイントです。
ここでは、私の体験をもとに「月齢ごとに無理なく挑戦できるおでかけステップ」を紹介します。

生後0〜3か月:家の周りで“外気に慣れる”

0~3か月

近くの公園。玄関→公園までの導線確認(長時間ならミルク/おむつ準備)

  • お腹が大きくなる前に、近隣の公園や散歩コースを下見
  • 玄関が1階・生活スペースが2階なら、双子の下ろし方を事前に確認
  • 公園までの距離や道幅、交通量もチェック

4〜6か月:スーパー・コンビニに挑戦

4〜6か月

西松屋・スーパー・コンビニ。通路の広さや入店可否を事前チェックしていれば安心。

  • 近所から少し足を伸ばして西松屋やスーパーへ
  • 通院が増える時期。行ける病院を2〜3か所チェック(ベビーカー可かも確認)

離乳食で大変な時期でもあります。我が家の離乳食はこんな感じでした!

双子の離乳食はいつから?食べない時の対処法と便利グッズのご紹介

「通路の広さやベビーカー入店可否をチェックしておくと安心。」

7か月〜1歳:ショッピングモール・外食デビュー

「フードコートなど短時間で戻れる環境がベスト。」

7か月〜

フードコート・買い物。おむつ・ミルク・離乳食を準備し、短時間から慣らす。

  • 外食にも挑戦(最初はショッピングモールのフードコートが便利)
  • おむつ替え・ミルク・離乳食を準備し、外でのお世話に慣れる
  • ポテトやアイスなどの軽食・短時間からトライ

実体験レビュー:エアバギーココダブルを使ってみた感想

 双子用ベビーカーを探していると、必ず名前が挙がるのが「エアバギー」。
私も“横並びがかわいい”という理由で選びましたが、実際に使ってみると
メリットもデメリットもたくさん見えてきました。
ここでは、3歳になった今でも使っている私が感じたリアルな使用感を正直にお伝えします。
購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 1歳6か月ごろ自分で歩きたい時期に突入して、一時期エアバギー卒業か?!となりましたが、2歳半以降でたまに双子のほうから「ベビーカーで行くー」と言ってくれるので3歳現在でもまだまだ使えていますよ!

良かった点

・色などが多岐にわたりかわいい

・小回りが利く

・押したときの安定感

・荷物も結構入れられる

困った点

・ドリンクホルダーに飲み物を入れると狭いエレベーターで入らない

・重い・値段も高い

・玄関に置くと幅を取る

・定期的に空気入れで空気を入れる

・定期的に空気入れる作業

 初めての外食でフードコートに行ったとき、ベビーカーを押しながら買った食べ物のトレーを運ぶのは

少しハードでした。(軽くて危なくないものであれば、)サンキャノピー(日よけ)にトレーを置いて移動したり、

 !!重かったり、熱い食べ物など万が一赤ちゃんにかかるような飲食は危険ですのでお控えください。

 ベビーカーの店の近く(目が行き届く場所)の席に双子ベビーカーをセットしてすぐに商品を取りに行ったり、

臨機応変に対応する力がついて慣れると自信につながりました。

外出できない日の過ごし方

 雨の日や猛暑日、体調が優れない日など、どうしても外出できないこともありますよね。
そんな日は「無理に出かけなくても大丈夫」
おうちの中でも、ちょっとした遊びや工夫で、子どもとの時間を楽しく過ごすことができます。
ここでは、月齢別におすすめのおうち遊びアイデアをご紹介します。
外出できない日も、気持ちが少し軽くなるヒントになれば嬉しいです。

外出できないパターン

・雨、雪、猛暑

・離乳食3回+ミルク時期

家の中でできる遊び

〜1歳:読み聞かせ、テレビ、音楽・歌、写真撮影

〜2歳:お風呂で水遊び、お絵描き、風船遊び、折り紙

男女双子の1歳までの月齢フォト実例|お家で撮れるアイデア&便利グッズ 【共働きでもできる】3歳双子の知育|日常で取り入れた遊び&学び

外出できない日が続くときの心の整え方

 家から出づらい時期は、双子のお昼寝中に漫画やテレビで気分転換

まとめ |少しずつ『今日はここまで行けた』でOK!

・行ける範囲が広がると自分の自信につながる

・大変な経験から学ぶことも多い

・児童センターや支援施設も活用

・赤ちゃんの体調や自分の気分に合わせて、無理なく外出

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