「双子だと教育費は2倍になるの?」
そんな不安を感じたことはありませんか。
双子は同じタイミングで入学や進学が重なるため、
「すべての教育費が単純に2倍になるのでは」と心配になる家庭も多いと思います。
実際、習い事や受験費用、大学費用などは2人分が同時にかかるため、
家計へのインパクトが大きいのは事実です。
一方で、保育料の軽減制度やお下がりの活用など、
必ずしもすべてが2倍になるわけではない教育費もあります。
この記事では、文部科学省のデータや実際の体験をもとに
・双子の教育費で「2倍になりやすい費用」
・「2倍にならないことも多い費用」
・家庭の選択によって差が出るポイント
を整理しました。
双子育児をしている家庭が
「教育費をどう考えればいいのか」を
少しでもイメージできる記事になれば嬉しいです。
双子家庭の教育費の全体像を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶ 【双子の教育費】どこが一番かかる?小学校〜大学までの総額と“負担が重い時期”まとめ
双子の教育費は本当に2倍になる?
結論から言うと、双子の教育費は
必ずしもすべてが2倍になるわけではありません。
確かに、習い事や受験費用、大学費用などは
同じタイミングで2人分必要になるため、
家計への負担が大きくなる場面は多くあります。
一方で、制度によって保育料が軽減されたり、
お下がりや共有できるものがあったりと、
実際には「2倍にならない費用」も意外と多いのが現実です。
さらに、教育費は
・私立か公立か
・習い事や塾の考え方
・大学進学の選択
といった家庭の教育方針によっても大きく変わります。
そこでこの記事では、双子家庭の教育費を
- ほぼ2倍になる教育費
- 2倍にならないことも多い教育費
- 家庭の選択で差が出る教育費
の3つに分けて整理していきます。
「双子だと教育費はどれくらい増えるのか?」
「今からどんな準備を考えておけばいいのか?」
そんな疑問を整理する参考になれば嬉しいです。
双子だとほぼ2倍になる教育費

双子家庭が教育費で一番不安を感じやすいのが、
「同じタイミングで2人分必要になる費用」です。
年齢が同じ双子は、習い事や受験、
大学進学などのタイミングが重なるため、
どうしても同時に大きな出費が発生しやすいという特徴があります。
ここでは、双子だとほぼ2倍になることが
多い教育費を整理していきます。
習い事・塾などの月謝
習い事や塾の月謝は、基本的に人数分かかるため2倍になる費用です。
双子の場合は年齢が同じなので、
・同じタイミングで習い事を始める
・同じ学年で塾に通う
・受験対策を同時に行う
といったケースが多く、月謝は2人分必要になることがほとんどです。
もちろん、家庭によっては
・習い事をそれぞれ別にする
・片方だけ習う
という選択をする場合もありますが、
基本的には双子=習い事費用は2倍になりやすいと考えておくと安心です。
受験費用・受験関連費
受験のタイミングが重なるのも、双子家庭の大きな特徴です。
例えば高校受験や大学受験では、
・出願費用
・試験会場までの交通費
・遠方受験の宿泊費
・受験対策の模試費用
など、受験に関わる費用が同時に2人分発生します。
特に私立併願や大学受験では、
受験校数が増えるほど出願費用も増えるため、
想像以上にまとまった金額になることもあります。
大学費用は同時に来るのが最大の負担
双子家庭で最も大きな教育費になるのが、大学費用です。
大学進学では
・入学金
・授業料
・教材費
・一人暮らし費用(必要な場合)
などが必要になり、一般的に1人あたり数百万円〜1000万円前後かかると言われています。
そして双子の場合、この費用が同じタイミングで2人分必要になる可能性があるため、
家計へのインパクトは非常に大きくなります。
大学費用については、兄弟の有無や無償化制度によっても負担が変わるため、
詳しくはこちらの記事でまとめています。
▶ 双子の大学費用はいくら?兄弟あり・なしで比較【大学無償化対応】
学用品や入学準備
入学時に必要になる学用品も、基本的には人数分必要になります。
例えば
・制服
・体操服
・教材
・ランドセル
などは、共有できないものが多いため2人分購入するケースがほとんどです。
特に入学準備のタイミングでは、
短期間でまとまった出費が重なりやすいため、
双子家庭では早めに準備しておくと安心な教育費の一つと言えるでしょう。
実は2倍にならないことも多い教育費
双子の教育費というと「すべてが2倍になるのでは?」と不安に思う方も多いですが、
実際には制度や工夫によって2倍にならない費用も意外とあります。
保育料の軽減制度や、お下がり・共有できるものなど、
双子家庭ならではの事情で負担が少し軽くなるケースもあります。
ここでは、双子家庭で「2倍にならないことも多い教育費」を紹介します。
保育料は軽減されることがある
保育料は自治体によって制度が異なりますが、
多子世帯の軽減制度が適用される場合があります。
例えば我が家の自治体では、
- 1人目:保育料満額
- 2人目:保育料半額
という仕組みでした。
双子の場合でも、このような兄弟の扱いで保育料が軽減される制度がある自治体もあります。
また、現在は幼児教育・保育の無償化制度により、
3歳〜5歳の保育料は原則無償となっているため、
以前より負担は軽くなっている家庭も多いでしょう。
ただし、制度は自治体によって違いがあるため、
住んでいる地域の制度を確認しておくと安心です。
お下がりや共有できるものも多い
双子家庭では「2人分必要になるもの」が多い一方で、
お下がりや譲り合いで助かる場面もあります。
例えば、私の周りではこんな出来事がありました。
地域の双子ママが集まるオープンチャットで、
同じ保育園に通う予定の双子ママさんが
「制服のお譲りがないか探しています」と投稿していました。
その方は転園予定だったものの、
年少で転園がうまくいかなかった場合は制服を購入する必要があり、
購入するか迷っていたそうです。
そこで最後の手段としてオープンチャットに相談したところ、
管理者の方が別の双子ママさんを繋いでくださり、
無事に制服を譲ってもらえることになったそうです。
この話を聞いて、
双子ママ同士の助け合いって本当にすごいなと感じました。
双子家庭は大変さを共有しているからこそ、
「何か助けになれたら」という気持ちが強い方も多い気がします。
こうしたコミュニティのつながりで、
教育費の負担が少し軽くなることもあるのは、
双子家庭ならではの特徴かもしれません。
同時行動で節約できること
双子は同じ年齢だからこそ、
同時に行動できることで負担が減ることもあります。
例えば、
- 習い事の送迎が1回で済む
- 学校行事の参加が同じ日になる
- 教材や参考書を共有できる場合がある
などです。
兄弟姉妹で年齢が離れている場合は、
送迎や行事が別の日になることもありますが、
双子の場合はスケジュールをまとめやすいという面もあります。
教育費は確かに大きなテーマですが、
制度や周囲の助け、家庭の工夫によって
負担を少しずつ調整していくことも可能です。
教育費の差が一番出るのは家庭の選択
ここまで、双子家庭の教育費について
- ほぼ2倍になる費用
- 2倍にならないこともある費用
を整理してきました。
ただ、実際の教育費を大きく左右するのは、
「家庭がどんな教育方針を選ぶか」という部分です。
同じ双子家庭でも、
教育方針によって総額は大きく変わる可能性があります。
ここでは、教育費の差が出やすいポイントを見ていきます。
私立か公立か
教育費の差が最も大きく出やすいのが、
公立か私立かという進路の選択です。
一般的に
- 公立中心 → 教育費は比較的抑えられる
- 私立中心 → 教育費は大きく増える
と言われています。
例えば中学受験をする場合、
- 塾代
- 受験費用
- 私立中学の学費
などが重なり、教育費は大きく変わります。
双子の場合はこの費用が同時に2人分になる可能性があるため、
家庭の進路選択が教育費に大きく影響します。
習い事や塾の考え方
習い事や塾も、家庭によって大きく差が出るポイントです。
例えば
- 習い事は最低限にする家庭
- スポーツや音楽など複数習う家庭
- 受験塾に早くから通う家庭
など、考え方はさまざまです。
双子の場合、習い事を同じにするか別にするかでも
費用や送迎の負担が変わることがあります。
教育費は「絶対にこれくらいかかる」と決まっているものではなく、
家庭の価値観や優先順位によって調整できる部分も多いと言えるでしょう。
大学進学の選択
教育費の中で最も大きな割合を占めるのが、大学費用です。
大学進学では
- 国公立か私立か
- 文系か理系か
- 自宅通学か一人暮らしか
といった条件によって、必要な費用が大きく変わります。
例えば私立大学の理系学部や、
一人暮らしを伴う進学の場合は、
1人あたり1000万円前後かかるケースもあります。
双子家庭では、この大学費用が
同時期に2人分必要になる可能性があるため、
早めにイメージしておくことが大切です。
教育費は確かに大きなテーマですが、
制度の活用や家庭の考え方によって、
無理のない形で準備していくこともできます。
双子家庭だからこそ、
「どんな教育を大切にしたいか」を家族で考えながら、
少しずつ備えていけると安心ですね。
我が家が教育費を考えるときに意識していること

双子の教育費について調べていると、
「2倍かかる」「大学費用が大変」といった不安な情報も多く見かけます。
確かに双子家庭は、同じタイミングで大きなお金が必要になることもあり、
教育費について考える機会は自然と多くなります。
だからこそ我が家では、教育費について次の3つを意識するようにしています。
教育費の全体像を知っておく
まず大切だと思っているのは、
教育費の全体像をざっくりでも知っておくことです。
教育費は
- 幼児期
- 小学校
- 中学・高校
- 大学
と長い期間にわたってかかるため、
どこでどれくらいの費用が必要になるのかを知っておくだけでも、
気持ちの準備がしやすくなります。
双子家庭の場合は、
その費用が同時期に2人分重なる可能性があるため、
早めにイメージしておくと安心です。
双子家庭の教育費については、
こちらの記事でもまとめています。
同時に出ていくお金を意識する
双子家庭で特に意識しているのは、
**「同時に出ていくお金」**です。
例えば
- 入学準備
- 受験費用
- 大学進学
などは、双子の場合同じタイミングで2人分必要になる可能性があります。
1人分だけを見ると大きく感じなくても、
同時期に重なることで家計への負担が大きくなることもあります。
そのため我が家では、
「将来どんなタイミングで大きな出費がありそうか」を
ざっくりでもイメージしておくようにしています。
積立を早めに始める
教育費対策としてもう一つ大切だと感じているのが、
早めに積立を始めることです。
教育費はすぐに必要になるものではありませんが、
大学進学など大きな出費が必要になるタイミングは必ず来ます。
そのため我が家では、
少しずつでも長期的に積立を続けることを意識しています。
最近では
- つみたて投資
- NISA
- iDeCo
など、将来の資金づくりに活用できる制度も増えています。
教育費の準備方法については、
こちらの記事でもまとめています。
双子家庭は教育費を考える機会が多いからこそ、
「不安だからこそ少しずつ備える」という考え方で、
無理のない範囲で準備していけたらいいなと思っています。
まとめ|双子の教育費は「2倍とは限らない」が準備は大切
双子の教育費というと、「すべて2倍かかるのでは?」と不安に思う方も多いかもしれません。
しかし実際には、教育費にはさまざまな種類があり、
・習い事や塾の月謝
・受験費用
・大学費用
・入学準備(制服・ランドセルなど)
・保育料(多子軽減制度など)
・お下がりや譲り合い
・共有できる教材や持ち物
・同時行動による送迎や時間の効率化
といったように、必ずしもすべてが単純に2倍になるわけではありません。
そして実際の教育費は、
- 公立か私立か
- 習い事や塾の考え方
- 大学進学の選択
といった家庭の教育方針によって大きく変わるものでもあります。
双子家庭は確かに教育費を考える機会が多いですが、
だからこそ「いつ・どんな費用がかかるのか」という
全体像を早めに知っておくことが、安心につながるのではないかと思います。
制度を知ること、少しずつ準備すること、
そしてときには周りの助けを借りること。
そうやって無理のない形で備えていくことが、
双子との毎日をより安心して楽しむことにもつながるのではないでしょうか。
この記事が、双子の教育費について考えるときの
小さな整理のきっかけになれば嬉しいです。
