小学校を卒業すると、あっという間にやってくる中学校生活。
公立中学だから安心…と思っていたら、実はこの時期から教育費がぐんと上がります。
特に男女の双子だと、制服も部活もまったく別。
同じ時期に同じ学年で入学する分、準備費用も倍、でも内容はそれぞれ違う…!
我が家の双子はまだ3歳、まだまだ先のことと思いながらも将来の必ず必要になってくる教育資金として、全体的に「把握」しておきたいと思い、この記事をまとめています。我が家はあと10年先のことになりますので、経済変化で価格も今よりも高騰していたり、生活においても変化もあるかと思います。まだまだ先のことだけど、少しイメージしておきたいという方は参考になると思います。
・公立中学校でも双子の教育費はどのくらいかかるの?
・部活動は二人入れるくらいの費用は大丈夫かな?
・小学校との教育費はどのくらい変わってくるんだろう。

↑年間での金額になります
文科省「令和5年度子供の学習費調査の結果について」をもとに:公立中学校3年間で一人約160万円(1人/年間約55万円)
双子の場合 → およそ320万円前後(ただし男女で費目が変わる)
さらに小学校よりも+20万円ほど上がる理由 ↓公立小学校の教育費については下記にまとめています
男子:学ランやズボン、運動靴・部活ジャージなど
女子:ブレザーやスカート、タイツ・ヘア小物など
制服のおおよその値段:男子・・・冬ブレザー(15,000円~30,000円)/冬スラックス(10,000円~15,000)でなかなか値が張る!女子はブレザー(20,000円~23,000円)/ベスト(なし~10,000円)/スカート(18,000円)※市区町村や学校によります。
もちろん夏服もあります。
男子は特に成長期もあるので、制服(体操着など)が入らなくて新調することもある、その分出費はかさみます。
| 費目 | ⚽サッカー部 | 野球部 | バスケ部 |
|---|---|---|---|
| ユニフォーム一式 (試合用上下・ソックスなど) | 約10,000〜15,000円 | 約15,000〜20,000円 | 約10,000〜13,000円 |
| 練習着(Tシャツ・ハーフパンツなど) | 約5,000〜8,000円 | 約5,000〜8,000円 | 約5,000〜8,000円 |
| シューズ・スパイク | 約5,000〜8,000円 | スパイク約10,000〜15,000円 | バッシュ約10,000〜15,000円 |
| ボール・個人用道具 | サッカーボール(5号) 約4,000〜6,000円 | グローブ約8,000〜15,000円、 バット約5,000〜10,000円、ボール代少額 | ボールは共用 (個人購入なし) |
| 遠征・試合交通費 | 年間5,000〜15,000円 (大会・練習試合) | 年間10,000〜20,000円 (試合が多い) | 年間5,000〜10,000円 |
| 部費・会費(運営費・用具費など) | 月500〜1,000円 (年間6,000〜12,000円) | 月1,000〜1,500円 (年間12,000〜18,000円) | 月500〜1,000円 (年間6,000〜12,000円) |
| 合宿・大会費 | 夏合宿などで1〜3万円/回 | 同程度(泊まり・県大会など) | 合宿少なめ:1万円前後 |
| 年間合計目安 | 約4〜6万円/年 | 約5〜8万円/年 | 約3〜5万円/年 |
サッカー部:スパイクの買い替えが頻繁(年1〜2回)。雨天・泥汚れの洗濯回数も多く、消耗品費がかさむ。
野球部:個人道具(グローブ・バット・スパイク)で初期費用が高め。部活での“統一メーカー指定”がある学校も。
バスケ部:屋内競技で道具の消耗が少なく、総額は比較的低いが、バッシュは消耗が早く年1〜2回の買い替えが必要。
| 費目 | バレー部 | ソフトテニス部 | 吹奏楽部 |
|---|---|---|---|
| ユニフォーム一式(試合用ウェア・ソックスなど) | 約8,000〜12,000円 | 約8,000〜12,000円 | 約5,000〜8,000円 (演奏会用) |
| 練習着(Tシャツ・ハーフパンツなど) | 約5,000〜8,000円 | 約5,000〜8,000円 | 約5,000円前後 |
| シューズ・専用靴 | バレーシューズ 約8,000〜12,000円 | テニスシューズ 約8,000〜12,000円 | 上履きやパンプスなど 3,000〜5,000円 |
| 個人用道具 | サポーター(ひざ・ひじ) 約3,000〜5,000円 | ラケット約10,000〜15,000円、 ガット・ボールなど 年間2,000〜5,000円 | 楽器(個人所有の場合) 約50,000〜150,000円 ※学校貸与なら無料〜 |
| 遠征・試合交通費 | 年間5,000〜10,000円 | 年間10,000〜15,000円(試合多め) | 年間5,000〜10,000円 (コンクール・発表会) |
| 部費・会費(運営費・用具費など) | 月500〜1,000円 (年間6,000〜12,000円) | 月500〜1,000円 (年間6,000〜12,000円) | 月1,000〜1,500円 (年間12,000〜18,000円) |
| 合宿・大会費 | 夏合宿1〜2万円 | 夏合宿2〜3万円 | 合宿・強化練習1〜2万円 |
| 年間合計目安 | 約4〜6万円/年 | 約5〜7万円/年 | 約6〜10万円/年 (楽器レンタルなしの場合) |
バレー部:屋内競技で用具の消耗は少なめ。ただしサポーターや靴の買い替えが必要(1〜2年で交換)。
ソフトテニス部:試合が多く、遠征費・ラケット・ガット代などで年間コストが上がりやすい。
吹奏楽部:最も個人差が大きい。学校の楽器を借りられるかどうかで負担が変わる。
楽器を購入する場合は一気に数万円〜10万円単位の出費になることも。
スポーツによってもそうですが、強いチームであればあるほど、遠征費やユニフォーム、試合の費用などが追加でかかってきますのでなかなか実際の費用は部活を入ってみないとわからないことも多いです。
女子は**「道具」より「衣装・見た目系の出費」**がじわじわ増える傾向。
特に吹奏楽部は「楽器+衣装+コンクール出費」で、年間10万円近くになることも。
双子の場合、「一方が運動部、もう一方が文化部」だと出費のタイミングがずれてくるため、
月ごとの支出予測が大切です。
男子:苦手科目を底上げする傾向(個別指導・集団塾)
女子:総合的な受験対策や通信教育に取り組む傾向
入塾金(10,000円~15,000円)、月額費用(15,000円~38,000円)や教材費が必要になってきます。※塾や時間数によるのでおよその金額になります。個別指導や集団の携帯でも変わってきます。
中3で一気に跳ね上がり、年間20〜40万円前後に
ゲーム・通信代・文具・コスメ・洋服など、個性が出て出費が増える時期
(最近では男子でもスキンケアをしている子も多く、美容費用も追加でかかってくる傾向にあります)
3歳から高校生年代・・・第1子・第2子: 月額10,000円
(10,000円×12か月×2人)×9年間=2,160,000円
※9年間は3歳~12歳までで算出
お知り合いの方が多いとこういう場面でお得ですね。(お徳のために付き合っていると嫌われることもあるので、譲ってもらえたら助かったというスタンスでお付き合いしましょう。)
現預金の貯金もある程度あり、使えるお金が少しでもあるなら、NISA口座を開設して運用していきましょう。
私も2020年からNISA・iDeCoで少しずつ貯め始めています。※iDeCoは年金の時の受け取りなので、すぐに引き出せないのでご注意ください。
先を見据えた貯め方を 公立中学校でも二人で3年間約320万円、男女で内容は異なる
一度に来る出費を分散できるよう、今から情報整理を 「うちはまだ3歳だけど…」という方にも、
将来の目安として参考に

