引っ越しや転園をきっかけに、もう一度「保活」をすることになりました。
しかも、今回は双子・3歳児クラス・転園という条件付き。
1歳児クラスでの保活は、育休中に比較的余裕をもって進めることができましたが、
3歳児クラスの転園保活は、勤務しながら・限られた募集人数の中で双子2枠を狙うという、
想像以上にハードルの高いものでした。
「双子だと、1歳児クラスと3歳児クラスではどちらが保育園に入りやすいの?」
「同時入園は現実的?転園ってどれくらい大変?」
そんな疑問を持つ方に向けて、
この記事では我が家の実体験をもとに、1歳児クラスと3歳児クラスの保活を比較しています。
保育園見学の数や募集人数、慣らし保育の違い、
そして「同時入園」を選んだ理由まで、正直にまとめました。
これから双子の保活を控えている方や、
引っ越し・転園を検討している方の参考になれば嬉しいです。
① この記事で分かること
結論からお伝えすると、双子で同時入園を前提にした場合、
1歳児クラスのほうが入りやすく、
3歳児クラスの転園保活はハードルが高いと感じました。
1歳児クラスの保活は、
育休中に動けたことや募集人数が比較的多かったこともあり、
精神的にも時間的にも余裕をもって進めることができました。
一方で、3歳児クラスの保活は、
勤務しながら保育園見学を行い、限られた募集人数の中で双子2枠を確保する必要があるため、
想像以上に難易度が高く、長期間不安を抱えながら進めることになりました。
この記事では、
- 1歳児クラスと3歳児クラスの保活の違い
- 転園保活で実際に感じた難易度の差
- 双子で「同時入園」を選んだ理由と、その際に注意した点
を、我が家の体験をもとに比較しながらまとめています。
「これから双子の保活を始める方」
「引っ越しや転園で、もう一度保活をすることになった方」
が、保活の全体像をつかみ、少しでも不安を減らせるような記事を目指しました。
②双子の保活、1歳児クラスと3歳児クラスの違いを一覧で比較
双子の保活では、「何歳で入園(転園)するか」によって、
進め方や感じる難易度が大きく変わります。
まずは、我が家が実際に感じた1歳児クラスと3歳児クラスの違いを、
一覧で比較してみました。

※総合評価は、保活全体の進めやすさ・精神的余裕を含めた体感です。
表を見ると分かる通り、
募集人数の多さや、保活に使える時間の余裕という点では、
1歳児クラスのほうが進めやすいと感じました。
一方で、3歳児クラスは
- 募集人数が限られている
- 転園になるケースが多い
- 勤務しながら保育園見学や手続きを行う必要がある
といった条件が重なり、精神的な負担が大きくなりやすいのが特徴です。
ただし、3歳児クラスは
2歳児クラスからの持ち上がりが多い一方で、
園によっては年少(3歳児クラス)で受け入れ枠が増えるケースもあります。
そのため、
「3歳児クラス=必ず厳しい」と決めつけるのではなく、
募集人数や園ごとの事情を丁寧に確認することが重要だと感じました。
このあと、
それぞれの項目について、我が家の体験をもとに詳しく見ていきます。
③【状況の違い】育休中の保活と、勤務しながらの転園保活
同じ「保活」でも、
どのタイミングで動くかによって、感じる負担や難易度は大きく変わります。
我が家の場合、
1歳児クラスの保活は育休中、
3歳児クラスの保活は勤務しながらの転園という、
まったく違う状況で進めることになりました。
この違いが、体感ハードルに大きく影響していたと感じています。
1歳児クラス|育休中に動けた保活
1歳児クラスのときの保活は、育休中に行いました。
夫も育休を取得していたため、
子どもを見てもらっている間に保育園見学に行くことができ、
比較的落ち着いて園の雰囲気や方針を確認できたのが大きかったです。
また、
- 見学日程の調整がしやすい
- 平日の説明会にも無理なく参加できる
- 疑問点があれば、その場でじっくり質問できる
といった点から、時間的・精神的な余裕を感じながら保活を進められました。
結果的に、
「どんな保育園が我が家に合っているか」
「双子を預けるうえで譲れない条件は何か」
を整理しながら選択できたのは、育休中ならではだったと思います。
▶ 関連記事:保育園見学で驚いた!園の特色6選と決め手
3歳児クラス|勤務しながら進めた転園保活
一方で、3歳児クラスの保活は、
仕事に復帰した状態で、しかも転園という形で進めました。
引っ越しが決まり、
現住所の自治体と転居先の自治体、
両方に確認を取りながら情報収集をする必要があり、
それだけでも負担が大きかったです。
保育園見学は平日が基本のため、
仕事を調整して休みを取らなければならず、
「この園がダメだったら、次はどうしよう」という不安を抱えながら動いていました。
さらに、
- ほとんどの園がすでに定員いっぱい
- 途中入園は1枠空けば良いほう
- 双子2人同時となると、さらに難易度が上がる
という現実があり、
先が見えない状態で申請を続ける期間が長かったのも印象的です。
年度内は現在の保育園に通えるものの、
新年度からは再審査になるため、
内定が出るまでの半年以上、
「仕事を続けられるのか」「幼稚園も検討すべきか」と悩み続けました。
▶ 関連記事:
(現在準備中)引っ越し・転園を伴う双子の保活体験談
④ 保育園見学の数と質|双子保活で大事だった視点
双子の保活では、「何園見学したか」よりも
その時期・その状況で、何を確かめるために見学したかが結果を大きく左右しました。
1歳児クラスと3歳児クラスでは、
見学の数・見方・判断基準がまったく違っていたと感じています。
1歳児クラスの見学|数を重ねて分かったこと
1歳児クラスの保活では、比較的時間に余裕があり、
とにかく数を見て、感覚をつかむことができました。
最初は
- 園庭があるか
- 給食は自園調理か
- 双子対応の実績はあるか
といった表面的な条件ばかりを気にしていましたが、
見学を重ねるうちに、次第に見るポイントが変わっていきました。
たとえば、
- 双子が別々のクラスになる可能性がある場合の配慮
- 保育士さん同士の声かけや連携の雰囲気
- 泣いている子への関わり方
- 朝夕のバタバタした時間帯の導線
こうした点は、1園だけでは気づけなかった視点です。
「双子で預けると、日常はこうなるんだな」というイメージが
見学を通して少しずつ具体化していきました。
👉
この時期の見学は、
**「選ぶため」だけでなく「保活の目を育てるため」**でもあったと思います。
関連記事:双子ママ必見!保育園の選び方と1歳児クラス同時入園の体験談
3歳児クラスの見学|通える範囲に絞った現実的判断
一方、3歳児クラスの転園保活では状況がまったく違いました。
- すでに仕事をしている
- 見学できる日時が限られている
- 空きが出る園自体が少ない
この条件下では、
「たくさん見学する」こと自体が現実的ではありませんでした。
そこで意識したのは、
- 実際に毎日通える距離か
- 双子2人分の送迎動線が無理なく組めるか
- 行事や保護者対応の負担が生活に合うか
つまり、
理想よりも「継続できる現実」を優先する見学に切り替えたのです。
1歳児クラスのときのように
「比べて選ぶ」余裕はありませんでしたが、
その分、確認ポイントはかなり絞られていました。
👉
3歳児クラスの見学は、
「ここで3年通い切れるか」を判断する場だったと感じています。
⑤【最重要】募集人数は必ず確認|双子2枠の現実
双子の保活で、最初にして最後まで立ちはだかる壁が
**「同じ学年に、同時に2枠あるかどうか」**です。
立地や園の雰囲気、教育方針がどれだけ合っていても、
募集人数が1名であれば、その時点で選択肢から外れます。
これは、双子保活では避けられない現実でした。
1歳児クラスは枠が増えやすい理由
1歳児クラスは、双子にとって
**「同時入園が成立しやすい学年」**だと感じました。
理由は主にこの3つです。
- 0歳児からの持ち上がり+新規募集があり、枠数が比較的多い
- クラス増設や定員調整が行われやすい
- 年度途中でも欠員が出る可能性がある
実際に見学・確認した園でも、
- 「1歳児は例年◯名募集があります」
- 「双子での入園実績があります」
と、最初から**「2枠前提」で話をしてもらえるケース**がありました。
この時点で、
「同時に2人入れる可能性がある」
というだけで、検討できる園の幅は一気に広がります。
👉 1歳児クラスの保活は、
募集人数の“母数”そのものが違うという感覚でした。
3歳児クラスは情報が表に出にくい
一方で、3歳児クラスの転園保活は、
募集人数がとにかく読めません。
- 原則「持ち上がり」の園が多い
- 年度によって欠員が出るかどうか分からない
- 公開情報では人数が増えないように見える
実際、自治体の資料では
「2歳児クラス18名 → 3歳児クラス18名」
と、定員が変わらない表記になっているケースもありました。
しかし現実には、
- 幼稚園へ転園する家庭が出る
- 転勤などで年度末に空きが出る
- 一気に複数名分の枠が動く
といったことも起こります。
それでも、
- 電話で問い合わせても「未定」と言われる
- 自治体も確定情報を持っていない
- 園側も表に出せない事情がある
というケースが多く、
一覧表やネット情報だけでは判断できません。
👉 3歳児クラスの募集人数は、
**「調べれば分かる情報」ではなく、
「聞きに行って初めて分かる情報」**でした。
「聞きに行って初めて分かる情報」**でした。
見学しないと分からなかった「+3名枠」という一次情報
回、見学した園の中で、
「3歳児クラスで、+3名の募集枠が出る予定です」
という話を、見学の場で直接聞くことができました。
この情報は、
- 自治体の資料には載っていない
- 園のホームページにも記載がない
- 電話問い合わせでは教えてもらえなかった
完全に一次情報でした。
理由を聞くと、
- クラス再編の予定がある
- 転勤予定の家庭が複数ある
- 園内で調整が進んでいる段階
など、
「表に出せない事情」があることも分かりました。
👉 双子でなくても保活では、
募集人数の確定情報は、現場にしかない
ということを強く実感しました。」
ということを痛感しました。
この章の結論|双子保活で一番優先すべきこと
定員表に書かれている人数だけを見て、
「ここは無理」と判断するのは、
特に3歳児クラスでは早すぎる場合があります。
- 幼稚園へ転園するケースがある
- 突然の転勤で空きが出ることがある
- 幼稚園の預かり保育が充実してきている地域もある
自治体によっては、
勤務時間に対応できる幼稚園を提案してもらえることもありました
(※対応は園によります)。
だからこそ大切なのは、
「行きたい園の募集人数を、実際に確認しに行くこと」。
双子保活では、
- まず募集人数を見る
- 2枠の可能性があるかを確認する
- その上で、園の雰囲気や方針を見る
この順番で動くことが、
遠回りしないための一番の近道だと思います。
これが、遠回りしない双子保活の核心だと思います。
⑥ 同時入園か、別園か|双子ならではの選択
双子の保活では、必ず一度はこの選択に直面します。
- 2人を同じ園に入れる(同時入園)
- それぞれ別の園に入れる(別園)
我が家も、制度上は「別園も可」という選択肢を一度は考えました。
それでも最終的に決めたのは、
**「同時に、同じ園に入れないなら申請しない」**という選択でした。
理由はシンプルで、
理想ではなく、生活として回るかどうかを基準に考えたからです。
なぜ我が家は「同時入園必須」にしたのか
一番大きかったのは、送迎と日常生活の現実性でした。
双子育児ではすでに、
- 朝の準備
- 体調不良の連鎖
- 行事や持ち物管理
が、単純に「2倍」では済みません。
ここにさらに、
- 園が2か所になる
- 登園時間やルールが違う
- 連絡帳やアプリが別になる
という条件が加わると、
家庭内のオペレーションが破綻する可能性が高いと感じました。
特に、勤務しながらの生活を想定すると、
- 片方は休み、もう片方は登園
- 行事が同日に重なる
- 急な呼び出しが別園から来る
といった場面が容易に想像でき、
正直に言うと、
**「回せる気がしない」**というのが率直な感覚でした。
生活として回るかどうかを基準に考えた結果です。
別園を選ばなかった、現実的な理由
別園という選択をしなかった理由は、
「可哀想だから」「一緒のほうがいいから」といった感情論ではありません。
現実的に見て、次の点が大きなネックでした。
- 送迎ルートが2本になる
- 行事・面談・保護者対応が倍になる
- 体調不良時の判断が複雑になる
- 仕事との調整難易度が一気に上がる
園見学で、こんな話も聞きました。
「双子で別園にして、あとから同園を希望されるご家庭は多いです」
つまり、
最初は何とかなりそうでも、後から負荷が見えてくるケースが多い
ということです。
**「回せる気がしない」**というのが正直な感覚でした。
申請時、実際に悩んだポイント(体験談)
自治体によっては、申請時に
- 同時に同じ園でなければ入園しない
- 同時に入れるなら別園でも可
- 一人でも先に入れるなら希望する
といった選択肢を聞かれます。
ここは、正直かなり悩みました。
- 一人ずつでも先に入れたほうがいいのか?
- でも空きが出なければ、そのままずっと別園になるのでは?
- あとから同園を希望しても、叶う保証はない
そう考えると、
「選択肢を広げたつもりが、悩みが増えるだけ」
だと感じました。
結果として我が家は、
同時に、同じ園に入れないなら申請しない
というチェックを選びました。
「別園=悪」ではない。でも我が家には合わなかった
もちろん、別園という選択が成立するご家庭もあると思います。
- 送迎を分担できる
- 祖父母のサポートがある
- 勤務時間に柔軟性がある
こうした条件が揃えば、別園が現実的なケースもあります。
ただ我が家の場合は、
- ワンオペ前提の日が多い
- 勤務しながらの生活を想定
- 長期的に無理が出ない形を優先
この条件を並べると、
同時入園以外の選択肢は現実的ではありませんでした。
この章の結論|双子保活で大事なのは「理想」より「継続」
も双子の保活では、
- 入れるかどうか
- 条件が良いかどうか
以上に、
「この形で、数年続けられるか」
を基準にすることが大切だと感じています。
我が家が「同時入園必須」を選んだのは、
完璧な選択だったからではなく、
破綻しにくい選択だったからです。
この判断軸が、
これから双子の保活をする方にとって、
一つの参考になれば嬉しいです。
同時入園以外の選択肢が現実的ではありませんでした。
⑦ 慣らし保育の違い|1歳児と3歳児でこんなに違った
保活をしていると、
「入れるかどうか」ばかりに意識が向きがちですが、
**実は入園後に一番現実的な不安になるのが“慣らし保育”**です。
特に双子の場合、
- 2人同時に体調を崩したら?
- 慣れるスピードが違ったら?
- 仕事はどこまで休める?
と、考え始めるとキリがありません。
我が家は
1歳児クラスは育休中、3歳児クラスは勤務しながら
という全く違う状況で慣らし保育を経験しました。
同じ「慣らし保育」でも、体感はかなり違いました。
1歳児クラスの慣らし保育|育休中だからできたこと
1歳児クラスの慣らし保育は、育休中だったため、
時間にも気持ちにも比較的余裕がありました。
- 登園時間が短くても焦らない
- 泣いても「今日はここまでで大丈夫」と思えた
- 双子それぞれのペースを見ながら進められた
慣らし期間中は、
「預けている間に少し休める時間がある」
「自分の気持ちを整える時間がある」
という点が、想像以上に大きかったです。
結果的に、
子どもだけでなく、親の慣らし期間にもなっていた
と今では感じています。
3歳児クラスの慣らし保育|勤務しながらの現実
一方、3歳児クラスの慣らし保育は、
すでに仕事に復帰している状態でのスタートでした。
- 有給や調整休をどう使うか
- どこまで休む可能性があるかを事前に相談
- 慣らし期間がどれくらいになるか分からない不安
特に双子の場合、
2人同時に慣らし保育が進むとは限らないため、
想定より長引く可能性もあります。
そのため我が家では、
- 内定後すぐに勤務先へ事前相談
- 「慣らしが延びる可能性がある」ことを共有
- 最悪のケースも想定したうえで準備
をしていました。
この段階で相談しておいたことで、
精神的な負担はかなり軽減されました。
※慣らし保育の具体的なスケジュールや、
仕事との調整のリアルな話は、別記事で詳しくまとめる予定です。
👉 内部リンク予定:
「双子の慣らし保育|仕事復帰との両立で準備しておいてよかったこと」
⑧ 総合的に感じたこと|双子の保活は「時期」で難易度が変わる
同じ双子の保活でも、
1歳児クラスと3歳児クラスでは、難易度も心の状態も全く違いました。
心の余裕があった1歳児クラス
1歳児クラスの保活は、育休中ということもあり、
- 見学の予定が立てやすい
- 募集人数が比較的多い
- 「きっとどこかには入れる」という安心感
があり、結果的に心に余裕を持って動けていたと思います。
双子加点や募集枠の増加もあり、
「不安はあるけど、必要以上に追い詰められることはなかった」
そんな保活でした。
半年以上、不安を抱え続けた3歳児クラス
一方で、3歳児クラスの転園保活は違いました。
- 勤務しながらの見学・手続き
- 募集人数が極端に少ない
- 2枠同時入園という条件
年度内は今の園に通えるけれど、
新年度は再審査になる――
その状態で半年以上、結果が分からないまま待つのは、
想像以上に精神的な負担が大きかったです。
「このまま入れなかったらどうしよう」
「仕事は続けられるのか」
「幼稚園も考えないといけないのか」
何度も頭をよぎりました。
最後は「運」も大きいと感じた
どれだけ情報を集めても、
どれだけ準備しても、
最後は“運”の要素があると強く感じました。
3歳児クラスで+3名枠があると知れたのも、
保育園見学に足を運んだからこそ得られた一次情報です。
「やれることはやった」
そう思えたからこそ、結果を待つ時間を乗り切れたのだと思います。
⑨ これから双子の保活をする方へ
最後に、これから双子の保活を控えている方へ、
実体験から感じたことをまとめます。
募集人数は必ず確認する
特に双子の場合、
**「2人分の枠があるかどうか」**で状況は大きく変わります。
自治体の資料だけで判断せず、
可能であれば園見学で直接確認することをおすすめします。
見学でしか得られない情報がある
募集人数の増減、
進級時の受け入れ人数、
園の雰囲気や考え方。
これらは、
実際に足を運ばないと分からない情報でした。
時間や調整は大変ですが、
見学は保活の中でとても価値のある行動だと思います。
完璧を目指さなくていい
保活をしていると、
「一番いい園に入れなきゃ」
「選択を間違えたらどうしよう」
と考えてしまいます。
でも振り返ると、
完璧な選択より、納得できる判断のほうが大切でした。
迷って、悩んで、それでも決めた。
それだけで十分だと思います。
