公立小学校に行かせた場合の学費はいくら?双子でかかる教育費をリアルに試算!

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 公立の小学校って、結局どのくらいお金がかかるんだろう?
双子だと単純に倍?それとも意外と節約できる?

 この記事では、文部科学省の最新データ(令和6年12月25日データ)をもとに、双子を公立・私立小学校に通わせた場合の教育費をリアルに試算しました。
将来のためにどのくらい貯金しておけば安心か、世帯年収別のシミュレーションも紹介します。

こんな方におススメです

・双子の教育費について知りたい
・いくら貯金しておいたほうが安心かしりたい方
・余裕ができたら私立も考えていきたい

公立小学校と私立小学校の教育費比較

引用:文部科学省

 文部科学省の調査によると、公立小学校の年間学習費総額は336,265円です。
双子で通わせる場合は672,530円/年、6年間で約404万円となります。

 月あたりに換算すると、約56,044円
習い事や教材費なども含まれるため、意外とかかる印象ですね。

公立小学校で「双子」特有にかかる費用

 公立小学校に通うと、「授業料が無料」だからお金はあまりかからない――。
そう思っている方も多いと思いますが、実際は毎月の集金や学童、習いごとなど、意外と細かい出費が積み重なります。
しかも双子の場合、タイミングも内容もほぼ同時なので、出費が“倍+α”になることもあります。

双子の小学校入学準備にかかる費用

費目1人分の目安双子の場合備考
ランドセル5〜8万円10〜16万円同時購入で一括出費が大きい
学習机・椅子2〜5万円4〜10万円省スペースなら共有も可能
通学バッグ・上履き袋など約1万円約2万円お揃いで揃える傾向あり
文房具・学用品一式約5,000〜1万円約1〜2万円キャラ物希望で差が出る
名前つけ用品(スタンプ・テプラなど)約3,000円約3,000円共用可だがラベル数は倍

 入学時は「同時期」「全て新品」で支出が集中します。

入学時のお祝いでランドセルなど祖父母からいただくと費用をぐんと抑えられます。
1人あたり7〜10万円、双子だと15〜20万円前後が目安です。

年間の学校関連費(給食費・学用品など)

費目年間の目安(1人)双子の場合備考
給食費約4.5〜5万円約9〜10万円月4,000円程度×2人
※千葉県の小学校調査
一人あたり4,770円でした。各地域で差が出るので確認!
学用品費(ノート・絵の具・習字道具など)約1〜1.5万円約2〜3万円学年ごとに増減あり
PTA会費・教材費約5,000円〜1万円約1〜2万円学校により異なる
遠足・社会科見学年1〜2回で5,000円前後約1万円弁当・お小遣い含む
※学校によるので近隣調査が大事です。
写真・アルバム代年間5,000〜1万円約1〜2万円イベントごとに販売あり
学校での集金(臨時)年間5,000円前後約1万円突発的にプリントで来る

 毎月の集金袋や、イベント関連費がじわじわ効いてきます。※地域差も出やすいかと思います。

我が家の近隣の小学校では、学校の沿革にPTAが廃止されている旨の記載がありました。

ノートや鉛筆などの消耗品の文具品が2倍になりますが、勉強においてその辺はあまりけちらずどんどんと使用してほしいですね。臨時で出てくる遠足や修学旅行でも学校によりそうです。この関連費では双子だと年間約15万円前後が平均的です。

学童や習い事などの費用(放課後・家庭関連費)

費目年間の目安(1人)双子の場合備考
学童保育約20万円約40万円共働き世帯では大きな負担
※費用は月額自治体によります。
習いごと(月5,000〜10,000円)年間約6〜12万円約12〜24万円双子で同じ教室を選びやすい
通塾費(高学年)年間10〜20万円約20〜40万円受験目的でなければ控えめ
通学用品の買い替え(靴・傘・文具など)年間1〜2万円約2〜4万円消耗品として地味にかかる
医療・衛生費(健康診断・歯科など)年間5,000円前後約1万円歯科検診・眼科費用などもあり

 この「放課後ゾーン」は家庭差が大きい項目です。
特に学童・習いごと・塾は双子だと倍額+同時期発生しやすいのが特徴です。

年間トータルで見ると?(まとめ)

区分双子の場合の目安
入学準備約15〜20万円
年間の学校関係費約15万円前後
放課後・家庭関連費約30〜50万円
合計(年間)約60〜80万円前後
初年度(入学準備込み)約80〜100万円前後
  • 公立でも「完全無料」ではなく、双子だと支出が倍になる項目が多い
  • とくに入学準備・学童・習いごとは一度に支払いが発生しやすい
  • 1年を通してみると、双子で年間60〜80万円前後が現実的なライン

早めに教育費の見通しを立てて、NISAや積立などを使って準備しておくと安心です。

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世帯年収別にみる教育費シミュレーション

世帯年収600万円の場合 A家族

 ・夫32歳:450万円 月額:290,000円 
 ・妻30歳:150万円 月額 :10万2,500円
 1か月の収入面:392,500円(社会保険料など控除した額)
 双子5歳(公立保育園在学中)
 賃貸/1か月10万円 車1台(ローン支払い) 1か月3万円

 電動自転車1台

世帯年収1,000万円の場合 B家族

 ・夫32歳:700万円 月額:460,000円 
 ・妻30歳:300万円 月額 :200,000円
  1か月の収入面:660,000円(社会保険料など控除した額)

 双子5歳(公立保育園在学中)
 持ち家(ローン支払い)1か月10万円 車1台(ローン支払い)1か月3万円
 電動自転車1台

生活費A家族(392,500円)B家族(660,000円)
食費8.5万円12万円
住居・車ローン費13万円13万円
水道光熱費35,000円35,000円
保育園給食費9,000円9,000円
通信費8,900円8,900円
被服費23,000円23,000円
NISA積立30,000円53,000円
その他(民間医療保険など)23,000円23,000円
その他お小遣い35,000円
(夫20,000円/妻15,000円)
75,000円
(夫45,000円/妻30,000円)
残高💰22,500円204,100円
貯金額320万円
(銀行口座150万円/NISA口座170万円)
650万円
(現預金:390万円/NISA口座260万円)

比較⚖️まとめ

 年収1,000万円世帯でも、私立小学校に通わせると家計が圧迫される結果に。
教育費だけでなく、習い事や中学受験対策費も含めると「公立+塾」が現実的という家庭も多いでしょう。

・年収1,000万円世帯は手取りが約1.7倍ですが、支出も比例して増える傾向に。

・公立小学校であればどちらの家庭もやりくり可能。

・私立小学校(年間約320万円×双子)は、1,000万円世帯でもかなり負担が大きい。

・教育費の準備はNISA・定期預金・学資保険を組み合わせて早めに始めるのがおすすめ。

公立小学校でも塾は必要?

 2020年度から「外国語教育」「プログラミング教育」などが導入され、
子どもが主体的に学ぶ“アクティブ・ラーニング”が重視されています。

政府広報にて「2020年度、こどもの学びが進化します!新しい学習指導要領、スタート!」発表されています。

共働き家庭では家庭学習のフォローが難しいため、
放課後に学童+塾を利用するケースも増加中

教育費のシミュレーションをしてみたい方は、
無料の保険・家計相談サービスを活用してみるのもおすすめです。

「ママ」のための保険無料相談サービス【ベビープラネット】

 公立小学校でも小学校入学前にランドセルや学用品の購入など、入学の準備の費用(×2個)の出費がかさみます。

まとめ

・公立小学校(双子)……年間約67万円/月5.5万円

・私立小学校(双子)……年間約365万円/月30万円

公立でも塾や習い事費用は増加傾向

将来の教育費に備えて、NISAや定期積立で早めの準備を!

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