「ついに来たか、3歳半検診。」
案内が届いたとき、正直そう思いました。
発達について気になって調べると、
必ず出てくるのが“3歳児健診”や“3歳半検診”。
発語や名前が言えるかどうか、
視力や聴覚の確認など、
何を見られるのかはある程度知っていました。
だからこそ、
「いよいよその時が来た」という感覚。
本当はこの3歳半検診までに
トイトレを完了させて臨みたかったけれど、
現実はまだ途中段階。
尿検査はどうする?
コットンでやるしかないかな……と準備を始めました。
双子の検診は、当然ながら2人分。
事前準備も当日の流れも、
想像すると少し気合いが必要です。
この記事では、
・双子の3歳半検診の事前準備
・当日のリアルな流れ
・実際に相談したこと
・発達について感じたこと
をまとめています。
これから迎える方が、
「そうそう、これ気になってた」と思える内容になれば嬉しいです。
双子の3歳半検診とは?まず全体像を把握
何をする健診?
3歳半検診では、
・身体測定
・視力・聴覚の確認
・歯科検診
・発達の確認
・必要に応じて栄養相談や個別相談
などが行われました。
単なる身体測定ではなく、
「心と体の発達を総合的に見る場」という印象です。
事前に自宅で行う尿検査や視力・聴覚チェックもあり、
当日だけで完結する健診ではありませんでした。
所要時間の目安
我が家は 13:00〜14:45 で終了。
今回は発達相談・栄養相談を個別では
希望しなかったため、
追加で相談をする場合は、
もう少し時間がかかる可能性があります。
受付から終了まで約1時間45分。
双子だと移動や待ち時間も含め、ある程度の余裕を見ておくと安心です。
双子だとどう違う?
受付時に「双子です」と伝えると、
スタッフの方がファイルを1つにまとめ、
できるだけ一緒に回れるよう配慮してくださいました。
ただし、当然ながら検査や計測は2人分。
時間はかかりますが、
1人目がやる様子を見て安心すると、
2人目は比較的スムーズにできる場面も多くありました。
「2倍大変」というより、
“2人で乗り越える”という感覚に近かったです。
事前準備で大変だったこと

3歳半検診は、当日だけでなく“事前準備”が意外と大変でした。
しかも双子だと当然2人分。
やってみて感じたのは、
**一番大変なのは検査そのものより「やらせること」**でした。
ここでは、特に苦戦した3つについてまとめます。
尿検査|オムツの場合どうする?
トイトレが完了していればスムーズですが、
我が家はまだ途中段階。
そのため、夜のオムツにコットンを仕込んで、
翌朝しみ込んだ尿を絞り出す方法をとりました。
1人(男の子)は無事に提出できましたが、
もう1人(女の子)は朝のタイミングが合わず、今回は提出できずに終了。
「絶対に成功させなきゃ」と思うほどプレッシャーになるので、
ある程度“そういうこともある”と割り切る気持ちも必要だと感じました。
▶ オムツでの採尿方法(男女差ありの体験談)はこちら
視力検査|Cの向きを理解させるまで
いわゆる「Cのマーク」の向きを答える検査。
まずは“どちらが開いているか”を
理解してもらうところから始まりました。
さらに難関だったのが、片目を隠すこと。
嫌がる、ふざける、気分が乗らない——
思うように進まない日もあり、
前日の夜まで練習しました。
効果があったのは、
・ご褒美作戦
・親が先にやって見せること
でした。
▶ 視力検査を嫌がったときの工夫はこちらにまとめていく予定です。
聴覚検査|ささやき声の難しさ
ささやき声で単語を伝え、正しく指差せるかを見る検査。
これが意外と難しい。
「この声は大きすぎる?」
「小さすぎて聞こえていない?」
親側が迷います。
最終的には2人とも指差しできましたが、
“正解の声量”が分からない不安は最後までありました。
▶ 聴覚検査で悩んだポイントはこちらにまとめていく予定です。
当日の流れ(双子の場合)
受付後、呼ばれるまでの待ち時間は約30〜40分ほど。
午後の時間帯ということもあり、
少し眠さや疲れも出始める時間。
この“待ち時間をどう乗り切るか”も、
双子検診では意外と大事だと感じました。
※この時間におむつを替えるなど
トイレを済ませておくとよかったです。
名前を呼ばれてからは、いよいよ検査スタートです。
①視力検査(スポットビジョンスクリーン撮影)
最初は視力の機械撮影。
少し薄暗いスペースで、カメラのような機械をのぞき込みます。
赤や青でキラキラしているので、子供が「なんだろう?」と思う瞬間に終わります!
雰囲気に少し緊張した様子でしたが、
1人目が無事に終わると「大丈夫なんだ」と分かったのか、
2人目は比較的スムーズ。
双子の場合、
“1人目が安心材料になる”場面が多いと感じました。
結果は問題なしでひと安心。
②身体測定
続いて身体測定。
楓🍁は比較的すんなりオムツ1枚になれましたが、
いざ測る直前になると少し不安になったのか「ママといこう」と手を握ってきました。
手をつないだまま無事に計測。
一方、月はなぜか上の服を脱ぎたがらず……。
オムツもパンパンでしたが、そのまま対応していただきました。
「完璧にできなくても大丈夫」という柔軟さに救われました。
③歯科検診
歯科検診は前の子が泣いているのを聞いて、
少しぐずりましたが、順番が回ってきたら、
意外にも一番スムーズにいきました。
普段から定期的にフッ素を塗りに歯医者に通っているからか、
2人とも自分からゴロンと横になり、大きく口を開けて見せてくれました。
ここは少し誇らしい瞬間でした。
④ 健康相談
最後は健康相談。
この頃には疲れもピークで、少しぐずり気味。
無理に座らせず、双子同士で遊ばせながら、
遠くへ行かないように見守る形で話を聞きました。
事前に「お名前は?」などの受け答えを練習していましたが、
当日は遊びに夢中でなかなか反応せず。
ただ、双子同士では文章で会話している様子もあるため、
大きな心配はないでしょうとのことでした。
引っ越し前の自治体でも相談していたことがあり、
その経緯も含めて親身に聞いていただけたのはありがたかったです。
実際に相談したこと
3歳半検診は、検査の場でもありますが、
同時に“今気になっていることを相談できる場”でもありました。
我が家が実際に聞いたことをまとめます。
発達面について
親から見て、言葉は確実に増えてきている。
ただ、周りの同年代と比べると
「少し幼いのかな?」と感じる場面もあり、
保健師さんから見てどうかを率直に聞いてみました。
回答は、
双子同士で文章で会話できているなら問題ないでしょう。
とのこと。
また、36週で生まれていることもあり、
多少のゆっくりさは影響している可能性もあると言われました。
“比べる基準”ではなく、
今できていることを見て判断するのだと、少し肩の力が抜けました。
トイトレについて
保育園では周りの子が次々とオムツ卒業。
我が家は、
月(男の子)が夜寝る前に座って成功し始めた段階。
楓(女の子)も最近ようやく真似して座り始めたものの、まだ成功はなし。
正直、少し焦りもありました。
保健師さんからは、
まず座れたことが大きな一歩です。たくさん褒めてあげてください。
とのこと。
進み方は本当に個人差があり、
座れるようになったら、次は“出る瞬間を見る”など
段階を踏んでいけば大丈夫と言っていただきました。
“できていないこと”ではなく、
“できたこと”を見る視点を改めて教えてもらった気がします。
癇癪について
自我が強くなり、思い通りにいかないと泣く・怒る。
このままで大丈夫なのかと相談しました。
回答は、
年齢相応の発達です。理解できることが増えていくにつれて、落ち着いていきます。
また、
保育園で頑張っている分、家で甘えやわがままが出る子も多いですよ。
とも。
“外で頑張っている証拠”かもしれないと聞き、
見方が少し変わりました。
抱っこについて
周りの子はしっかり歩いているのに、
我が家はまだ「抱っこ」と言うことがある。
いつ卒業させるべきか悩んでいました。
保健師さんからは、
無理に卒業させなくても大丈夫。
その子なりのスキンシップの形かもしれません。
もし負担に感じるなら、
- 抱っこを“ぎゅー(抱きしめる)”に変えてみる
- 回数を少しずつ減らしてみる
など、具体的な対応策も教えてくださいました。
“やめさせる”ではなく、
“形を変える”という考え方が印象的でした。
動画視聴時間について
動画の切り替えがうまくいかないこともあり相談。
回答は、
年齢とともに理解できることが増え、
切り替えも上手になっていきます。
「ご飯の時間だよ」など、
区切りをはっきり伝えていくことが大切とのことでした。
名前が言えない?うちの双子の場合
3歳半検診でよく聞かれると知っていたのが、
「お名前は?」
「何歳ですか?」
という質問。
発達について検索すると、
“ここで答えられないと引っかかる”という情報も
見かけていたので、正直少し気になっていました
練習していたこと
検診の1週間ほど前から、
「お名前は?」
「何歳ですか?」
と、日常の中で軽く練習。
家では答えられるときもあれば、
気分が乗らないとスルーされることもありました。
“本番でどうなるかは分からない”という状態。
当日答えられなかったこと
そして当日。
いざ質問されると、
2人とも遊びに夢中。
視線も合わず、ほぼノーリアクション。
「あ、やっぱり…」という気持ちと、
「大丈夫かな?」という気持ちが一瞬よぎりました。
でも、双子同士では日常的に文章で会話しています。
親としては、“話せない”わけではないと分かっていました。
保健師さんの言葉
その様子を見た保健師さんからは、
双子同士で文章で会話できているなら問題ないですよ。
また保健師の方が見ている項目も問診票に☑した
「自分の名前(フルネーム)が言える」
「年齢が言える」
「大小がわかる」
「長短が分かる」
など総合的に確認していました。
検診の場で答えられるかどうかよりも、
日常の中でどうコミュニケーションが取れているかの方が大切だと教えていただきました。
✍ もし今「答えられなかったらどうしよう」と思っている方へ
その場で言えなかった=発達に問題がある、
という単純な判断ではありません。
緊張、環境、気分。
3歳はまだ“その時の状態”に大きく左右される年齢。
日常で言葉が増えているなら、
それが一番の成長の証なのだと感じました。
双子の成長はゆっくりでも大丈夫
3歳半検診を終えて、改めて思ったこと。
双子の成長は、やっぱり少しゆっくりに感じることがある、
ということです。
でもそれは「遅れている」という意味ではなく、
“その子たちのペースで進んでいる”という感覚に近いものでした。
早産との関係
我が家の双子は36週で誕生。
正期産の範囲ではありますが、
やはり単胎児よりも少し早く生まれることが多いのが双子。
保健師さんからも、
多少のゆっくりさはその影響も考えられると言われました。
月齢や年齢は同じでも、
スタート地点が少し違うこともある。
そう考えると、「周りと比べて少し幼い?」という感覚も
必要以上に不安になることではないのかもしれません。
出産レポはこちら👇
双子特有の成長差
双子といっても、成長はまったく同じではありません。
言葉が先に伸びる子、
体の発達が先に進む子、
慎重な子、勢いのある子。
同じ環境で育っていても、個性ははっきりと違います。
だからこそ、
“平均”よりも“目の前のわが子”を見ることの大切さを感じました。
実際に我が家でも体重差があり、その理由を調べて整理したこともあります。
親として思ったこと
発達について検索すればするほど、
チェック項目や目安が目に入ります。
できていないことに目が向きがちになります。
でも今回の検診で教えてもらったのは、
今できていることを見ること。
座れたこと。
会話が増えたこと。
不安でも一歩踏み出せたこと。
完璧じゃなくていい。
双子だから比べられることも多いけれど、
双子だからこそ、お互いを見ながら安心して進める場面もある。
成長のスピードはそれぞれ。
焦らなくても、ちゃんと前に進んでいる。
3歳半検診は、
「できているかを判定する場」ではなく、
「今の姿を確認する場」だったのだと感じました。
まとめ|双子の3歳半検診を終えて思うこと
双子の3歳半検診は、
事前準備から当日まで、想像していた以上にエネルギーを使いました。
尿検査、視力検査、聴覚検査。
「ちゃんとできるかな」と気にかけることも多く、
2人分となると気持ちも倍になります。
でも実際に終えてみると、
当日は意外となんとかなるというのが正直な感想です。
スタッフの方も双子対応に慣れていて、
1人ができれば、もう1人も安心して進める場面が多くありました。
そして何より感じたのは、
3歳半検診は“できていないことを探す場”ではなく、
今の姿を一緒に確認する場だということ。
発達、トイトレ、癇癪、抱っこ、動画時間。
気になることがあれば、遠慮せず相談して大丈夫。
完璧でなくていいし、
周りと同じスピードでなくてもいい。
双子の成長は、それぞれのペースでちゃんと進んでいる。
これから3歳半検診を迎える方にとって、
少しでも「大丈夫かもしれない」と思える材料になれば嬉しいです。
🌱 1歳半健診のときは、発語がありませんでした
3歳半検診では「大丈夫」と言ってもらえた双子ですが、
実は1歳半健診のときは発語がほとんどありませんでした。
周りと比べて焦り、
検索しては不安になる毎日。
そのときに感じていたこと、
そして今振り返って思うことをまとめています。

